2012年3月19日月曜日

ユキワリソウから

今日の東京は北風が強く吹き、冬に逆戻りしたような一日でした。

昨日は今日よりは穏やかだったと思いますが、私は実家に行き、庭に雪割草が咲いているのを見つけました。
読んで字のごとく、雪を割って出てくることからその名前がついたそうです。サクラソウ科の高山植物だそうですが、そのかわいらしいこと!梅の木の下にひっそりと咲く姿に思わず微笑んでしまいました。
小さな春を見つけた私は、ちょっとうきうきしてしまい、それから幼少のころのことを思い出しました。

子どもの頃、家の隣が林だったので、よくボケの花を探しに行ったり、スミレの花を見つけたり、どくだみを摘んで(臭いのですが)煎じて飲んだりしたものです(子どもだった私はあまり飲めませんでしたが・・・)。少し足を伸ばして川のほとりまで行くとセリがたくさん生えていて、祖母と摘んで帰ったりもしました。男兄弟の中で育ったせいか、カブトムシやクワガタをみつけたりもしていました。アリを飼っていたこともあったり・・・
そんな幼少の頃をあれやこれやと思い出して、しばし懐かしい思いにかられました。
植物や自然に心を向けることで、心に暖かい風が吹き込むような、心が落ち着くような、そういう気持ちになりました。
このような時間も大切ですね。   R.H.



◀ユキワリソウ









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